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オーストラリア留学特集記事

ケンブリッジFCE 合格体験記

受験背景

私がケンブリッジFCEの対策コースを受講し始めたのは、オーストラリアのワーキングホリデイ2年目の最後の3ヶ月でした。

留学当初から”日本では出来ない経験をする”をモットーに生活をしてきた私はその当時、自身の経験や境遇には満足していましたが、将来つまり日本帰国後に不安を持っていました。

留学生活2年目も折り返した頃くらいから、いよいよ帰国後の将来から目を背けられなくなった私は、悩みぬいた末に、“英語を使う仕事に就けないのは仕方がないとしても、海外で生活してきたことを人にネガティブに取られたくない、無駄だと思われたくない”と思うようになり、やがて”海外にいたことを少しでもプラスに見てもらえることをしよう”と思い立ったのです。

日本ではまだまだ社会的にブランクとしてしか認識されないワーキングホリデイの留学生活最後に一花添えると同時に、留学の本分である英語において総合力の証明であるケンブリッジの資格を取得することで、名実ともに海外留学の経験に胸を張れる自分になろうと考えたことが主な動機です。

なぜケンブリッジ検定だったのか?

ケンブリッジ取得の動機には、世界的に認知され幅広く利用されている資格か否かの問題よりも、個人的な意向が強く影響しました。

まず初めに英語の検定や資格を考えたとき、頭に浮かんだのはTOEIC、TOEFLそしてIELTSでした。

TOEICは日本国内では最も有名で普及されている検定ですが、以前より“総合的英語能力”を推しはかるのに本当に適しているのか疑問を感じていました。

韓国ではスピーキング&ライティングを含めた総スコアがTOEICとして認知されていますが、日本は依然として“TOEIC TEST”と言われる990点満点のリスニング&リーディングのスコアのみが社会的認知を受けているのが現状です。

それに日本発祥の検定の対策を欧米のオーストラリアでわざわざ受講するのもおかしい気がしていたので、候補から外しました。

IELTSはまさしく総合的英語能力を証明する資格であり最後まで受講を検討したのですが、どちらかというと学生の進学のため、もしくは永住権取得への資格という色が強いというのと、何より“合否ではなくレベルで結果が出る”ことから受講をやめました。

もうひとつの理由として、これは個人的な問題ですが、オーストラリアという周囲に誘惑の多い環境に身を置きつつ勉強する私に取って、極論“不合格のないレベル判定”であるIELTSの検定システムは響きこそ良いものの、モチベーションの維持が難しいのではないかと考えたからです。

その点ケンブリッジ検定は、まず総合C判定以上(60%以上)のマークが必須となっており、油断をすればそもそも資格自体が取得出来ないシステムになっています。

私個人の性格的に、常にどこかに緊張感がなければ怠惰に流されてしまうと考えていたため、この検定のシステムはうってつけでした。

検定試験概要

  • リーディング&USE OF ENGLISH
    時間:1時間15分 構成:7パート、52問
  • ライティング
    時間:1時間20分 構成:2パート、2問
  • リスニング
    時間:約40分 構成:4パート、30問
  • スピーキング (2人1組)
    時間:14分 構成:4パート

各パート概要~リーディング~

Purpose

Shows you can deal confidently with different types of text, such as fiction, newspapers and magazines. Tests your use of English with tasks that show how well you can control your grammar and vocabulary.

Summary

Time allowed:1 hour 15 minutes
Number of parts:3
Number of questions:52 (includes UOE)
Marks:40% of total marks

 


 
決して簡単ではありませんので、数をこなし傾向に慣れることが大切です。

講師曰く、私が受けたFCEは、文章と問題から類義語や正しい接続詞を見つけることが出来れば、内容をあまり把握できなくとも正解を導ける作りになっているとの事でした。

リーディングはUSE OF ENGLISHと併せて受験し、さらに時間も合算のため個人的には時間との勝負で、速読力が重要だと感じました。

各パート概要~USE OF ENGLISH~

Purpose

Shows you can deal confidently with different types of text, such as fiction, newspapers and magazines. Tests your use of English with tasks that show how well you can control your grammar and vocabulary.

Summary

Time allowed:1 hour 15 minutes
Number of parts:4
Number of questions:52 (includes reading)
Marks:40% of total marks

 


 
日本の英語学習のバックグラウンドがあれば、恐らくここが一番簡単かつ点の取りどころだと思います。

シンプルにどれだけ語彙力があるか、グラマーが頭に入っているかが勝負の暗記分野です。

ただリーディングと併せて受験のためやはり時間との勝負になります。

ここでどれだけ時間を省略できるかがカギで、わからない問題は頭になく答えは見つからないため適当に埋めて早く次に進むのがベターです。

各パート概要~ライティング~

Purpose

Requires you to be able to produce two different pieces of writing, such as letters, reports, reviews and essays.

Summary

Time allowed:1 hour 20 minutes
Number of parts:2
Number of questions:2 types of writings
Types of task: Articles, email, essay, letter, report, review.

 


 
2問構成になっており、1問目は固定で、2問目は5種類(レポート、記事、エッセイ、手紙、メール)からランダムで3種類出題され、その中から1つ選択し文書を作成します。

各設問フォーマル、インフォーマルや細かい書式におけるルールがありますがそれを守り正しい書式と英語で、ミスのない様に心がけて作成すれば内容がいまいちでもハイスコアが期待できます。

ボールペンで清書をしなければいけないので下書きに対する時間配分が重要です。

各パート概要~リスニング~

Purpose

Requires you to be able to follow and understand a range of spoken materials, such as news programmes, presentations and everyday conversations.

Summary

Time allowed: about 40 minutes
Number of parts:4
Number of questions:30
Marks:20% of total marks

 


 
2度聞くチャンスがある為そこまで難易度は高くありませんが、インタビューを聞き、空白を書いて埋める問題があるのでスペリングに注意が必要です。

長尺の音声を聞き、選択肢から答えを選ぶ設問では、1度目と2度目で聞き取るポイントを変えるのがコツです。

例)1度目は全体、2度目は答えに関連していそうな部分を意識して聞く。

耳に英語を慣らせるためにTED TALKなどのプレゼン用に正しく作りこまれた英語を聞き、日常的に学習すると良いと思います。

各パート概要~スピーキング~

Purpose

Tests your ability to communicate effectively in face to face situations. You will take the Speaking test with one or two other candidates.

Summary

Time allowed:14 minutes per pair of candidates
Number of parts:4
Marks:20% of total marks

 


 
最初にアイスブレーキングを兼ねて簡単な自身についての質問をされ、その後写真を比較考察する問題、ディベートなどに移ります。

試験官は何が出来ないかではなく、何を出来るのかを見ているので、焦らずミスを恐れず、語彙や知識を表現するのがハイスコアへの近道です。

私の場合は、12週間共にしたクラスメイトとペアで受験したため、一切緊張しませんでした。

南米の生徒でしたが、慣れ親しんだアクセントだったため会話が詰まる事無くスムーズに進めることが出来ました。

学習方法について

私はオーストラリアの学校で検定対策コースを受講していたのですが、授業が13:00~18:00の計約4時間ほどしかありませんでした。

そのため朝の時間を利用して宿題及び付録のテキストをこなし、放課後の夕方にその日の復習をしていました。

この理由は放課後の夕方に宿題をしてしまうと、私は翌朝に“もう宿題やったし朝は勉強しなくていいや”と考えてしまいがちだからです。

しかしみなさんご存知のように、学習は習慣化することが成功の要です。朝起きた瞬間、あるいは前日夜寝る前から宿題を意識することによって、初めは義務感
により勉強している感覚が、徐々に慣れていき最終的には当たり前のように朝勉強をする習慣がつきました。

一番のポイントは、“自分の弱点を知る”ことです。

英語における弱点だけでなく、自分の習性においての弱点もしっかりと把握することによって、自分自身を逆手に取り、“習慣をうまくコントロールする”ことで効率的な学習を継続させることが出来ると考えています。

検定コースの感想

12週間の長期に渡る検定準備において、モチベーションを維持することは簡単なことではありません。それをなし得るだけの目標や志が必要です。

私の場合それらをくれたのは紛れもないクラスメイトでした。ケンブリッジ検定の準備コースではペアのスピーキングテストがある都合などで、良くも悪くも基本的に同じくらいの英語レベルの生徒と授業を受けます。

そこには自分よりも“少し上”のレベルの目標にできる生徒と、 “ほぼ同じ”レベルの切磋琢磨できる生徒、そして“少し下”のレベルの、相手のわからないことを復習代わりにこちらが教えてあげる生徒が同じ教室にいます。

それらすべてのクラスメイトと刺激を受け合い勉強をしてきたからこそ、私は少なくとも勉強への意識を切らすことなくやりきることが出来たのだと思います。

これらの理由から、個人的には学校に通い検定合格を目指すことをこれからケンブリッジ検定をお考えの方にはお勧めしたいと思います。

反省点

私生活における反省点としては、テスト本番1か月前までアルバイトをしていたことです。

勉強に本腰を据えるのが遅かったため、ケンブリッジ検定に必要な知識すべてを網羅することが出来ませんでした。

純粋な準備期間で言えば、このコースのエントリーテストに合格出来るレベルがあれば、そこから12週間でA判定での合格に十分届くという印象を受けました。
問題はむしろ質の方で、“勉強にのみ集中できる環境”が一番重要な要素だと言えます。

テスト本番における反省点は、ライティングにて準備していた設問(その当時これは絶対出題されると言われていた設問)が変更されており、予定していた時間配分が狂ってしまったことです。

字数制限や書式、語法に厳しい基準が設けられているライティングにおいて焦りは禁物で、走り書きは通用しません。この経験で、ケンブリッジ検定は“しっかり準備して臨まなければハイスコアが取れない“ことを再認識しました。

最後に

コース受講前は雲の上の存在の様に感じていたFCEの検定でしたが、ふたを開けてみればあと一歩でA判定という悔しさの残る結果でした。

確かに総合的英語能力を必要とする良くできた検定で、そのコースにおいて準備対策の勉強をしたことによって英語力の向上を肌で感じました。

特に私の場合オーストラリアにて勉強していたこともあり、身に付けた知識を即アウトプットできる環境にいたため、“身に付けた知識が実践的である”ことがよくわかりました。

マークシート方式でなく、正しい用法の英語を実践的に読み書き話すことを重んじる検定のスタイルを考えると、インプットタイプ(多くのアジア人の様に、知識をつけてから実践に移るタイプ)の人の方が、アウトプットタイプ(ヨーロッパ圏の人々のように実践から入りミスを修正していくタイプ)よりも準備をしやすいのではと感じました。

実際検定コースでの学習においても、インプットしたたくさんの知識を不慣れなりにも反復学習し、アウトプットの精度を向上させる手法が多く取り入れられていました。

以上が簡単なケンブリッジ検定についての概要説明及び合格記になります。お読みいただきありがとうございました。

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