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留学メーカーが語る留学失敗談
何も知らずに・・・高いお金を払ったにも関わらず。
私自身、実際にオーストラリアへ渡航した時点では21歳になっていましたが、はじめてオーストラリア行きに興味を持ったのは、まだ18歳の頃でした。
当時の私は海外生活やオーストラリア留学というものに対してあまりにも無知で、また、世間知らずでもありました。
18歳の頃から親元を離れ、アルバイトで月に200時間以上働きながら大学へ通い、授業料と生活費を払いながらも、来るべき海外渡航の為にコツコツとお金を貯めていました。
そうしてようやく、3年間で必死の思いで貯めた80万円でしたが、オーストラリアへ着いた頃には、手持ち資金はわずか35,000円になっていました。
航空券代や海外旅行保険はワーキングホリデーや海外留学において、必ず必要になるお金です。それらの費用として、30万円くらいは出発前になくなることは仕方がないと思っていました。
しかし、その他のサポート費用等で、50万円近くも留学エージェントに支払った為、現地到着時にはかなり切羽詰った状況を余儀なくされてしまいました。（その内10万円程度は、ホームステイ1か月分の実費で、サポート料金自体は、40万円程度かかりました。）
もちろん、騙し取られたわけではなく、私自身、それくらいかかるという事を知らされた上で自分の意志で支払ったわけです。
初めての海外渡航になるし、英語も出来ない状況での海外生活はとても不安でしたから、「安心料」と考えれば、決して高いわけではないだろう・・・・・。
半ば強引に自分を納得させるべく、3年間コツコツ貯めた、当時の僕にとってはとてもとても大きな高い金額を、手をぶるぶると震えさせながら支払ったことを今でも覚えています。
ところが、現地到着後に待っていたのは、そんな私の心情を完全に裏切るものだったのです。
