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Lyceum English Language Australia
Lyceum English Language Australia 学んだ英語を即実践!留学生と地元オーストラリア人の生徒が同じ学校で学習をしている唯一の学校! Lyceum English Language Australia |
学校周辺の紹介
中心街を走るトラムを上手く利用すれば、移動はとても簡単です。 | 学校近くのカフェの様子。金曜日のお昼時はリラックスモードです。 | メルボルンの中心街では落葉樹であるプラタヌスが並木を作っていますね。 |
メルボルンの中心街は碁盤の目のように道が走りとてもわかりやすい構造になっています。主な公共交通機関としては電車・バス・トラムがあり中心街と郊外をつないでいます。
今回紹介するLyceumは、中心街のターミナル駅となるサザンクロス駅とフリンダース駅から歩いて10分強のところにある語学学校です。
メルボルンの中心地にはフリンダースとサザンクロスという大きな駅がありますが、メルボルンの中心街=CBD(Central Business District)は縦横にトラムが走っています。
Mykiというカードを持っていれば中心街のトラムの乗り降りは無料です。上記のターミナルとなる大きな駅からトラムを使えば歩く時間は5分程度になるでしょう。
これは学生にとってとても魅力的な街かと思います。
学校紹介
学校が入っているのはベージュ色の建物です。学校の看板がないのでご注意を | 学校のある建物の住所は131 Queens streetです。建物に数字があるので、これを見落とさないようにしましょう。 | 建物の地上階にはバーがあるようです。一見学校が入っているようには見えないので要注意です。 |
他にも建物の地上階にはアートギャラリーがあるようです。 | 建物の案内図です。液晶ディスプレイにLyceumは8Fとあります。 | こちらのリフト(エレベーター)から学校に行って下さい。 |
Lyceumの住所はLevel 8 131 Queen Street Melbourneです。
学校のあるQueens Streetあるいはその周辺はどちらかというとオフィス街というのでしょうか。多少商業施設などもありますが、中心街にありながらも、いつも買い物客で溢れるような場所ではなく、比較的落ち着いている様子を受けました。
一つ気になったのは、景観の問題もあり、日本と異なり看板が少ないことです。正確な住所を知らないと、気付かず通り過ぎる可能性がございます。
学校が8階にあるということで、地上階は違う施設が入っています。住所の数字が近くなってきたら注意深く入り口を探す必要がありますね。
先程も書きましたが、メルボルンの中心街は、Mykiというカードを持っているとトラムは無料で乗り降りできるので、これを上手く利用すれば通学や放課後の移動もとても楽になるでしょう。
このカードは一日にどれだけ乗り降りしてもある一定以上の料金は課金されないようになっていて、メルボルンはそういった意味でもとても生活しやすいですね。
スタッフの紹介
リフトを降りるとこのような玄関があります。ここが学校の入口です。 | しつこいようですが131という数字が学校のある建物の住所です。違う数字の建物に行かないようにご注意を。 |
Lyceumはこの建物の8Fに全ての教室があります。今後同フロアに3つ程教室が増える予定です。壁は白が強いグレーを基調としていてとても清潔感があります。同時期に学校見学をした弊社の生徒様(女性)の方も、綺麗だと伝えて下さいました。
学校は主に、午前、午後そして夕方以降と3つの時間帯で成り立っています。英語のコースは午前(8時30分から12時過ぎ)と午後(だいたい13時から17時)に集中しています。
*夕方以降は英語以外の語学(スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、中国語)学校として使われています。
午前・午後の人数比は午前のほうが人数が多く、午後のほうが少ないとのことです。(午前に授業があれば、その後の午後の時間が全て自由になりますからね。)
それ故、人が多く通う午前のほうがクラス数も多くなり、より細かいレベル分けが可能になります。つまりより自分にあったレベルのクラスでの受講が可能です。
逆に午後のクラスでは人数が少ないため、あくまで私が訪れた時は、Advancedのクラス・レベルがありませんでした。ただ午後は人数が少ないため、オーストラリアでは珍しく先生1人に対し、生徒が5人程度なんていうこともありました。この少人数制はとても魅力的かと思います。
左右のお二人が日本人スタッフ、真ん中の女性が学長さんです。
それでは今回僕の来訪を担当してくれた、SayoさんとKayoさんに質問をぶつけてみました。
Q: 体験授業は受けられますか?
学校見学、体験授業は可能です。希望される方はご相談下さい。
Q: クラスのレベル分けはどのようになっていますか?
ライセアムの一般英語はビギナー、エレメンタリー、プレインターメディエイト、インターメディエイト、アッパーインターメディエイト、アドバンストにクラスが別れています(只今午後のクラスではアドバンストがないそうです)。
Q: クラス分けテストの頻度はどのくらいですか?
希望すればいつでも可能とのことです。レベル分けによって決まったクラスが、今の自分の能力に合っていないと思う方は、遠慮せず気軽にスタッフにご相談下さい。
Q: 国籍バランスはどのようになりますか?
おおまかにヨーロッパが40から45%、日本と韓国をあわせて20%、南米が20%、そしてその他の国とのことです。
Q: 年齢層はどのような感じでしょうか?
20代後半の方が多いようです。いわゆるギリホリ(→31歳になる前の年齢制限ギリギリのワーキングホリデーの略語らしいです)の方も安心して入りやすい年齢層とのこと。
Q: 1クラスの人数は大体何人ですか?
学校のルールとしては最大14人とのことです。ただ実際の数は午前でも10人、午後となると10人をきることもあり、オーストラリアでは珍しく少人数制の学校と言えるでしょう。
Q: 教室の数は?
10程です。今後3つほど追加予定とのこと。
Q: 学校全体の総生徒数は何人くらいでしょうか?
私が訪れた時は145人、通常100人から150人で推移し120人くらいが平均の生徒数とのことです。
Q: 英語学習のどういった部分が他校と違いますか? 強みはどこですか?
1. 多言語の学校
ライセアムは夕方以降の授業に、日本語・中国語・イタリア語・フランス語・スペイン語などを習いにくるオーストラリアの人が来ています。そういったオーストラリアの人と午前午後に英語の授業に来ている人との交流が可能です。
* 日本にある日本語学校に通う日本人があまり多くないように、オーストラリアにある語学学校に通うオーストラリア人というのは決して多くありません。語学学校の多くは、外国から来ている人の’集まりで、オーストラリア人と知り合う機会が少ないというのが実際の所です。
そういった意味でオーストラリアの人と学校で交流することが可能なのもこの学校の特長です。各国の料理をテーマにしたイベントを頻繁に開催することでの交流、アクティビティがあるようです。
言語交換のパートナーもインターネットを介在するよりは、学校を介在したほうが安心感があるのではないでしょうか?
2. 少人数制と費用
オーストラリアの語学学校では1クラスに20人弱の生徒がいるというのは珍しいことではありません。ただLyceumはこれに比べると本当に少人数を心がけています。
より人が多いといわれる午前の授業をみても10人程度というのは珍しくなく、最大14人に設定しているようです。
午後では1クラス5人程度のクラスも見かけました。
この少人数制にもかかわらず、キャンペーンがあると授業料が週200ドル程度になることもございます。
オーストラリアの語学学校の授業料は大半が週300ドル強であることを考えると、この点はとても魅力的だと思います。
午前のクラスの様子です。1クラス10人程度でした。 | 教室内の様子です。授業で作った出身国の紹介です。 | 午後のクラスの様子です。1クラス6人でした。 |
学校のスタッフです。カメラを向けても笑顔で対応していただきました。 | 夕方のクラス、イタリア語、フランス語などとの交流イベント告知です。 | 学校の廊下です。白を基調として綺麗な作りですね。 |
動画で紹介! Lyceum English Language Australia
学校紹介
その他の学校施設、サービスについて
屋上にあるリラックスペースです。ランチやイベントなどで利用可能とのことです。 | キッチンの様子です。 | エクスカージョン、いわゆる遠足の様子ですね。 |
試験対策コースや選択授業について
ライセアムは主に一般英語コースそしてIELTSコースの二本立てです。シンプルな語学学校を望む方におすすめです。
* 逆に長期間のお申し込みをして、学校に通ってからコースを変えたい、色々な英語試験や進学のための英語を見据えている人には、向いていない側面はあるかもしれません。
食堂、カフェテリア、ランチタイム(電子レンジ、キッチン)
学生の総数は午前午後併せて、100人強ということもあり、学校自体の規模はそれほど大きくありません。大きなランチルームやPCルームは無いものの、ライセアムの建物にはルーフトップガーデン(=屋上庭園)があります。
この場所は生徒がランチの時に使用することも可能とのことで、その他BBQなどのイベントでもこのルーフトップが使用されているようです。都会にありながらも、息抜きの場所がこうやってあるのは嬉しいことですね。
図書館の時間、PCの数、Wifiについて
生徒用のWIFIもございます。
滞在先の紹介について
学校手配による学生寮、空港ピックアップサービスもございます。(学校手配によるホームステイ手配はございません。)
学生インタビュー
インタビューを受けてくれた生徒様。 |
今回は午後の授業、Upper Intermediateクラスに通う生徒様がインタビューを受けたくださいました。こちらの方は留学ドットコム経由の生徒様ではありません。メルボルン滞在の中で評判の良いという評判を聞いて、ライセアムに決めたとのことです。
この学校の良い点はやはり少人数制であること。只今午後のUpper Intermediateクラスで勉強しているそうです。
今現在クラスの生徒数は10人以下で、日本人は彼女1人だそうです。クラスメートを見ても自分よりレベルが高いと感じるようです(クラスメートは韓国、コロンビア、メキシコ、イタリア、ドイツからの留学生だそうです)。
敢えて学校の良くない点というか、気になる点としては「ElementaryやPre Intermediateのクラスでは日本人比率が高くなってしまう」という話を聞いたとのことです(ただこれはオーストラリアの他の学校を見渡しても同じような傾向があるのが現実です)。
*英語学校の一般英語コースはBeginner→Elementary→Pre Intermediate→Intermediate→Upper Intermediate→Advancedという順序で難易度が高くなります。学校によって、多少異なる部分があるかもしれませんが、通常クラス分けは理解度で分けられていきます。
どうしても日本の英語教育を受けてきた人のレベルというのは、同じ様なレベルに偏っているのが現実です。留学経験者の「日本人がたくさんいて、とてもがっかりした」という話には、こういう原因があります。
具体的に言うと、この傾向はPre Intermediateのレベル・クラスに一番多く見られます。その次にこの傾向がみられるのはElementaryです。
せっかく留学するのなら、多国籍な環境、日本人が少ない環境を求める皆さんの気持ちは、留学エージェントである私達も重々承知しています。ただ国籍比率を重視して、理解度を無視したクラス分けをすることのほうが非現実的ですよね。
これはライセアムに限らず、オーストラリアの多くの語学学校でも大なり小なり見られる傾向です。これに日本の年度の切り替えである4月だったり、大学生などの長期休暇となる8月や9月、2月や3月なども更に日本人が多くいる要素となり得ます。
もし多国籍な環境で、どうしても日本人が少ない環境を希望する方は、Upper Intermediate以上のレベル、最低でもIntermediateのレベルの英語力を身につけてから、語学学校に行く必要があるでしょう。
学校訪問を終えての感想
ライセアムは教室の数も10程度と、語学学校としては小さい規模になります。コースも午前と午後に分かれているため、人クラスの生徒数も少数です。
この少人数制にもかかわらず、授業料が安定して安い価格帯となっております。しかも安いからといって、授業が悪かろうという印象も受けませんでした。
生徒数が多くないので、スタッフと生徒の距離が近く、とてもアットホームな雰囲気を感じました。小さい規模だからこそ、スタッフは生徒様の顔をしっかり把握し、生徒様一人一人への声がけもしているとのことでした。
語学学校としては珍しく、オーストラリアの人が訪れるというのもユニークな点ですね。地元のハイスクールや大学、専門学校の類を除いて、オーストラリアの人と同じ学校に通うということは中々ない点なので、お友達作りとしてもとても魅力的な学校ですね。